今回は、多少私の思い出話になってしまう部分があるかもしれません。
ただ、リバプールというクラブにとって重要なレジェンドのことですので、お付き合いいただければ幸いです。
クラブ史に刻まれたその名はスティーブ・ハイウェイ。
今もなお、コップからこよなく愛されるレジェンドです。
私がリバプールを好きになり、応援するようになったのは、1970年代初頭からでした。
まさにその1970年代のリバプールで大活躍をしたのがスティーブ・ハイウェイ。
当時のリバプールには、フィル・ニール、エムリン・ヒューズ、レイ・クレメンス、ケビン・キーガンなどのメンバーがきら星の如く揃っていました。
スティーブ・ハイウェイですが、今日が誕生日にあたります。
ハッピー・バースデー!
1947年に生まれていますので74歳に。
ダブリン出身のスティーブ・ハイウェイは、特に左ウィングからの攻撃を得意とし、タックルを仕掛けられても軽々と飛び越えて行き、最高のパスを送る。
そんなタイプでした。
相手ディフェンダーを切り裂き、チャンスメイクをする様は、見ていて爽快。
傑出したスピードとドリブルの技術を持った鬼才でありました。
これは、私の記憶を辿ってのイメージですが、スティーブ・ハイウェイは試合途中からピッチインすることもあり、驚くのは彼が入った途端に試合の流れがダイナミックに変わってしまうことでした。
まさに、インパクト大!
そんなスティーブ・ハイウェイは、ファンから愛され、コップが歌う有名な曲にも名前が出て来ます。
この曲は、今でもコップによって歌われていますので、お聞きになった方々もいらっしゃることと思います。
Fields Of Anfield Road
スティーブ・ハイウェイがリバプールに在籍をしたのは1970-1981のこと。
その間、475試合に出場し、76ゴールを記録しています。
また、現役引退後は、リバプールのアカデミーでディレクターを務め、あのスティーブン・ジェラードやジェイミー・キャラガーを見出したのが、誰あろうスティーブ・ハイウェイだと言われています。
リバプールが誇るレジェンド。
黄金時代にアンフィールドを疾駆したスピード・スターでした。